2023年産の館ヶ森高原羊「ホゲット」の販売ができる季節を迎えました。国内に流通する羊肉は99%が輸入もの。国産の羊肉はとても希少です。
ホゲットはラムとマトンの間にある飼育期間が12ヶ月〜24ヶ月のものを指し、海外から輸入しているものはありません。国や地域によってはホゲットという区分け自体がわかりにくいことからマトンと同じ扱いをしたり、ホゲットが流通している国でも輸出用にはホゲットは使われていません。日本に流通している羊肉の99%が輸入物であるため、ホゲットは馴染みがないのかもしれません。
国産の羊肉が希少な中、販売できる期間も短いホゲットは、極めて稀少な生産品であり、幻の逸品と言っても過言ではありません。冷蔵便でご提供ができるのも、自社で一貫生産しているArk館ヶ森だからこそできることなのです。
発送は9月23日(月)限定で、数量限定の完全ご予約制。Ark館ヶ森の広大な牧場で放牧され、のびのびと育った羊。ラムの肉の柔らかさと、マトンの風味豊かな肉という特徴をあわせ持つ、良いところ取りのホゲットをぜひお楽しみください。
希少な国産羊肉への想い
国産の羊肉は全流通量の約0.6%。輸入に頼らずに国産物を推進したいという当社のゆるぎない想いが羊肉の販売へたどり着きました。
普段は、牧場内の放牧地に自生している野草を、仕上げ期には自社産・地場産の穀物やハーブを原料とした自家配合飼料も給与。飼育方法や環境を幾度も見直し、牧場ならではの放牧飼育が良い品質を生み出しています。
食用羊肉への挑戦
創業以来、安心安全で美味しい豚肉の生産に努めて参りました。そのような中、昨今の豚熱の流行により放牧豚プロジェクトは休止を余儀なくされております。しかしながら放牧豚で培った技術とノウハウを更に高めていくためにも、何とか放牧を継続したいとの考えから行きついたのが「放牧羊肉」の提供でした。その想いと経験を羊肉の生産にも活かすため、ここ何年もの間挑戦と試行錯誤を繰り返しています。
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